Skip to content

ルーター

読み方
ルーター
英語表記
Router
一覧へ戻る
アイペンちゃんがルーター、LANケーブル、Wi-Fiでつながるパソコンとスマートフォンを確認しているイラスト

この用語の意味

ルーターは、社内や家庭のネットワークとインターネットの間で、通信の行き先を決めてつなぐ機器です。複数の端末が同じ回線を使えるようにし、外部との通信を管理する役割があります。

Wi-Fiルーターは、ルーターに無線LANの親機の機能を組み合わせた機器です。有線LANポートへPCやハブをつなぎ、Wi-FiでノートPCやスマートフォンをつなげます。Wi-Fiは通信の方式であり、ルーター本体や接続する機器には別途電源が必要です。

何ができるか

インターネット回線を、PC、プリンター、NAS、ネットワークカメラ、Wi-Fiアクセスポイントなどへつなげます。設定によって、社内用と来訪者用のWi-Fiを分ける、外部からの不要な通信を制限する、といった運用もできます。

ルーターの通信速度だけを見ても、実際の使いやすさは決まりません。回線、LANケーブル、ハブ、PC、Wi-Fiの電波、接続台数のうち遅い部分が全体に影響します。

実際に使うために必要なもの

家庭用と業務用の違い

家庭用ルーターは、少人数・少台数での利用、簡単な初期設定を想定した製品が多くあります。業務用ルーターや業務用Wi-Fiアクセスポイントは、複数のアクセスポイントの管理、社内用と来訪者用の分離、利用者や端末が増えた場合の運用、保守・サポートを考えた製品があります。家庭用か業務用かは名称だけで決めず、必要な接続台数、通信内容、分離、更新・障害対応の条件で選びます。

家庭用を業務で使う場合

少人数で、メール、文書共有、通常のWeb利用が中心なら、家庭用ルーターでも条件を満たす場合があります。ただし、Web会議、クラウドバックアップ、NAS、ネットワークカメラ、来訪者用Wi-Fiを同時に使う場合は、家庭用機器1台に集めず、業務用アクセスポイントや有線LANを含めて構成を見直します。

購入前に、接続する機器を数えます。PCだけでなく、スマートフォン、タブレット、プリンター、カメラ、テレビ会議機器も含めます。製品仕様の同時接続台数は、実際に快適に使える台数を保証する数字ではありません。

Wi-Fiルーターの同時接続と速度低下

Wi-Fiは、同じ電波を接続端末で共有します。接続台数が増え、Web会議、動画、クラウド同期などが同時に始まると、送受信の順番待ちが増えます。台数の上限を超えていなくても、同時に大きな通信が重なると、速度が大きく下がったり、通信が不安定になったりします。

「接続できる台数」ではなく、「忙しい時間帯に何台が何を通信するか」を確認します。会議室のWeb会議、来訪者のWi-Fi、バックアップ、カメラの映像確認を同じWi-Fiへ集中させないことが必要です。

小さく試す運用例

平日の一番利用が多い時間帯に、接続機器、Web会議の台数、クラウド同期、速度低下や切断の発生を記録します。有線接続できるPCで回線速度を確認し、Wi-Fiだけが遅いのか、回線全体が遅いのかを分けて調べます。

来訪者用Wi-Fiを社内用と分ける、固定席のPCやNASは有線LANへ戻す、会議室にアクセスポイントを追加する、といった変更を一つずつ試します。変更後も同じ時間帯に記録し、遅さや切断が減ったかで判断します。

人が確認すること・注意点

初期パスワードのまま使わず、管理画面のパスワードを変更します。ファームウェア更新の担当者と確認日を決め、サポートが終了した機器は交換を検討します。業務で使う場合は、故障時に誰が復旧し、代替回線や予備機をどう使うかまで決めます。

外部から管理画面へ入れる設定、使わない機能、不要な端末の接続は見直します。ネットワークカメラやNASを使う場合は、閲覧権限、バックアップ、端末の更新も別途必要です。機器の設定だけで、端末感染や権限の設定ミスまで防げるわけではありません。

関連する事例・テンプレート

通信速度は契約だけでは決まらないでは、回線からルーター、ハブ、PC、Wi-Fiまでの速度の確認方法を説明しています。Wi-FiLANPoE給電ネットワークカメラ情報セキュリティも参照してください。