この用語の意味
機器やセンサーをインターネットにつなぎ、状態を取得・共有・制御する考え方です。
何ができるか
温度、稼働状況、在庫などを記録し、異常の早期発見を補助できます。Webカメラを使う場合は、混雑状況、設備の稼働、駐車場や売場の状況などを人が確認する補助に使えることがあります。顔認証システムは、本人確認や入退室管理などで用いられる場合があります。
実際に使うために必要なもの
利用する機器・カメラ・センサー、通信環境、必要なアカウントと権限、連携先となるデータ、試験用の小さな対象業務を準備します。カメラや顔認証を使う場合は、設置場所、撮影・認証の目的、保存する情報、保存期間、閲覧できる担当者、委託先を事前に整理します。
小さく試す運用例
冷蔵設備の温度を記録し、基準外のときに担当者へ通知します。別の例として、入口付近のWebカメラ映像を担当者が確認し、混雑時だけ案内を増やす運用を小さく試せます。顔認証を使う入退室管理では、対象となる扉を一か所に限定し、認証できない場合の手動手順も用意します。
人が確認すること・注意点
AIに限らず、さまざまな機器やシステムを導入するほど、停電、故障、通信断、不正利用などへのリスク管理が必要になります。機器の保守、予備電源やバックアップ、通信障害時の連絡方法、手動確認・手作業へ戻す手順を用意します。
代表的なリスクの一つが、サイバー攻撃によるシステムの乗っ取りです。個人情報や社内の重要情報が外部へ流出するだけでなく、システムが停止し、復旧・再構成に時間と費用がかかる可能性があります。停止している間に、予約、受注、入退室、在庫確認などの業務が続けられなくなることもあるため、権限管理、更新、バックアップ、復旧手順、代替業務の担当者を事前に決めます。
Webカメラの映像や顔認証に使う顔情報は、個人情報・プライバシーに関わる可能性があります。目的に必要な範囲に限定し、利用者・従業員への案内、保存期間、閲覧権限、外部提供の有無を確認することが大切です。誤認証、カメラ故障、通信断が起きた場合でも業務を続けられる代替手段を決めます。
関連する事例・テンプレート
情報セキュリティ、個人情報、プライバシーポリシー、ダッシュボードも参照してください。